都ホテル 四日市 1階ゲストラウンジ化計画改修及び14階客室改修
Miyako Hotel Yokkaichi Renovation of the 1F Guest Lounge and renovation of the 14F Guestrooms
- 所在地
- 三重県
- 延床面積
- 客室 540㎡ ゲストラウンジ 220㎡
- 階数
- 対象エリア 客室14F、ゲストラウンジ1F
- 客室数
- 16室(改修エリア)
- 主用途
- ホテル(客室、ゲストラウンジ)
- 竣工
- 客室 2024/3、新ラウンジ 2022/3
- デザインコンセプト
都ホテル 四日市は、三重県を代表するシティホテルです。
1Fゲストラウンジは、改修前 朝食のブッフェと昼のランチ・カフェ営業のみでしたが、今回の改装にともない夜は宿泊者用ゲストラウンジとして提供できるよう計画されました。
デザインコンセプトは “Rays of Light”。森林の日差し・海に振り注ぐ光芒を思わせる約18mもある窓からの陽光が印象的で解放感あふれるラウンジとしました。
また、心地よい空間を演出するため、外部との繋がりも考えたデザインを目指しております。
完全にクローズしたラウンジではないため周囲への影響も考え、建築はクラシカルで丸みを帯びたデザインとして、また家具は、公園の近くということもあり、軽やかでモダンに仕上げ周囲との調和を図りました。
14Fはスイートルームを配した客室階となります。
スイートルーム以外の客室を他フロアよりもグレードを上げた客室とする計画となり、さらにゲストラウンジやスイートルームも踏まえ、“太陽”をキーワードにデザインしております。
四日市は、熊野古道や伊勢神宮などへの山と海の玄関口となります。
都ホテル 四日市は廊下を中心に客室が東西に分かれ、東は海と朝日、西は山と夕日、と違った風景が感じられるのが強みと考えデザインに盛り込みました。
家具はラウンジと同様に丸みを帯び、レジャー層にも利用いただけるよう太陽を思わせるオレンジ色など元気な色みを心がけております。
東西でデザインの変化をつけており、特にヘッドボード上壁アートは、三重県で撮影された写真を起用しており、東は海と朝日、西は山と夕日のアートになっています。
朝は爽やかに快活な、また夜には落ち着いた雰囲気となり、客室内の印象が変わる居心地の良い空間としました。
施工 株式会社 近創
内装/FFE 株式会社観光企画設計社
撮影 株式会社 近鉄・都ホテルズ